フェアリー・フェアリーテイル・ロスト 邪なサクラの木の開花。

https://meltylance.blogspot.com/2018/05/blog-post.html
↑このSSの続編にあたる話になります。

男スタッフ1「そろそろライブが一旦終わってアンコールの来る時間だな・・・この場所で待機しておかないと」
男スタッフ2「ああ。サクラさんが困らないように飲み物とかの準備をすぐできるようにしておけよ」
男スタッフ1「はい!」

ライブが一区切りし、そろそろ客のアンコールが来る時間が近づく。ライブの裏方のスタッフたちはとにかく忙しく、楽屋にもどるサクラへの準備やアンコール後への準備に追われていた。

だが・・・

男スタッフ2「うん?サクラさんが舞台の外に飛んでいったな・・・台本だと舞台裏に歩いて戻るはずなんだが・・・」
男スタッフ1「あ、あれ?一体どうしたんだろ。サクラさんから台本の変更をしてほしいって何も言ってませんでしたよね?」
男スタッフ2「おいおい。こんなの話に聞いてない上に堂々とライブすっぽかすなんて話にならんぞ?」
男スタッフ1「これ手分けしてサクラさん探さないとまずいんじゃ?」
男スタッフ2「こりゃスタッフ総出で探すことになりそうだなぁ。よし先に俺たちで手分けして探すぞ」
男スタッフ1「は、はいっ」

舞台裏に戻ってくるはずのサクラが舞台から飛び去り、裏方のスタッフ達は困惑と共に大慌てでサクラを探し始める。

そのころサクラはステージから少し離れた人気のない廃墟の中に降り立った。
廃墟の一室に入りその場に倒れこむサクラ。

サクラ「と、とりあえず・・・気配を消さないと・・・」

ハンドレッドの能力によりステルス迷彩のバリアーの貼った空間を疑似的につくりだし姿を隠すサクラ。
サクラの表情と雰囲気はライブ前とライブ中では考えられない程に不調なものであった。
着ているヴァリアブルスーツはライブ前に着込んでいた時よりもテカリが増し、表面からはヌメヌメとした粘液が垂れていた。
ライブの途中で体の変調に気づき、スーツ自体が変質を起こしていることに気づいたサクラは、人の出入りする楽屋よりも今の姿を誰にも見られない空間に隠れることにした。
万が一自分の着ているヴァリアブルスーツの特異性が公になれば自分がハンドレッドの実験体であった事が判明し、もはや歌手としての人生を歩むどころの事態では無くなる。それを考えたサクラは誰も気づかれない場所でやり過ごすしかないと決めたのである。

サクラ「おかしいな・・・さっきから頭がクラクラする・・・それに、さっきからスーツの内側がものすごくネバネバしてきて気持ち悪い・・・とにかくこんなところで休んでいられない。気持ちを落ち着かせて、ステージに戻らないと・・・」

何とか立ち上がろうとしたサクラ。ヴァリアブルスーツ全体がヌメヌメした質感になってきたと感じたその瞬間である。

サクラ「あ、あれ?なにこれ・・・スーツがドロドロに溶けてる・・・!?」

突如としてサクラのヴァリアブルスーツは、ドロドロにとけてスーツの形状を保てなくなった。まるでピンクのゲル物質のように変質したスーツはサクラの手足をヌチャリと音を立てて拘束する。
↓こういうぐわいにスーツが変貌して全身を拘束する感じ。


サクラ「何なのこれ・・・どうしてこんな事になってるの?体も痺れて熱い・・・ッッ」

自分自身の着ていた服が突然変質を起こし、自分の体を拘束するという考えてもいなかった出来事を目の当たりにし困惑と恐怖にかられるサクラ。何とか体を動かそうと試みるが粘液質になったスーツのせいで思うように体を動かせない。辛うじて腕と足を動かし何とか立ち上がろうとしたその瞬間。

サクラ「ぐ、ぐわあああああっっ!!き、キツイッッッ!!!!」

サクラのヴァリアブルスーツだったものは、タールやボンドと同じぐらいの強い粘着質の粘液に変貌していた何とか手足を動かそうとしても時すでに遅く、サクラの全身を覆ったピンクの粘液はヴァリアブルスーツの模様を若干残したまま指先や足、全身を力強く粘着していた。

↓例えるとこういう感じに拘束されてるイメージ
https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=55548863

サクラ「さ、さっきよりもネバネバが強くなってる・・・!ああっ!ダメっ!全然動けないよぉッッ!!!」

必死で手足を動かそうとしても、ギュギュギュっと激しい粘音と共に粘液が糸を引きまるで動かせない。全身の粘液はラバー質のような質感になり粘液越しにサクラの胸や秘所を晒し、服は着ていても一糸まとわぬ状態とほとんど変わらない状況に追い込まれる。

一体どうしてこんなことになったのか。その原因すらわからないサクラの体にも大きな異変が起きる。

サクラ「嫌ぁッ!体中が・・・熱いッッ!!」

サクラの全身にすさまじい発情と快感が走る。辛うじて理性と気力で体を動かそうとしたサクラだったが体中にほとばしる激痛のような感覚に耐え切れず思わず倒れこんでしまった。倒れこんだサクラの背中は粘液で粘着されサクラの全身は本当の意味で身動き1つ取れない状況に陥った。

↓状況的にはこういう感じ。

https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=53058853

本来、ハンドレッドを利用する戦う武芸者(スレイヤー)は人類を襲う謎の異種生命体である「サベージ」と戦う者を指す言葉であり、そのサベージの体液が何らかの形で体内へ入り込んだ人間(通称ヴァリアントと呼ばれる)は従来の武芸者よりも強大な力を発揮する事ができる。
サクラは元々人工ヴァリアントの実験台として、人為的にサベージの体液を体に注入されたり等の実験手術をされた過去があり、このサクラ自身のヴァリアブルスーツもその実験の過程で作られたものであった。
ヴァリアブルスーツは元々装備を装着するときに使われるハンドレッドの原料であるヴァリアブルストーンが繊維の中に混ぜ込まれているのだが、サクラのスーツはサベージの細胞で作られた特異的な服でありそこにヴァリアブルストーンが混ぜ込まれているものでありこの事はサクラ自身も知らなかった。
妖精の紡ぐ物語(フェアリー・フェアリーテイル)」とは、既存のハンドレッドにさらに人為的な要素を足し「空間や空気のコントロールを可能とした広域兵器」としての能力を求め開発された「人工のハンドレッド」だったのである。

サクラ「ま、負ける・・もんか・・・ッ!私の歌を聞いてくれる人たちがまだ・・・!」

必死の思いで体を動かすサクラ。ブチブチブチッっと激しいゴムの粘着音が響かせ、歯を食いしばり粘着した腕や背中を力強く動かし何としても体を床から引きはがそうとした。

だが、

サクラ「痛ッッ!!!ま…まさか…っ…だ、ダメッ!そこは触らないで!!」

サクラの子宮を覆っていた液体が子宮の中にまで入り込んできたことを実感したサクラにこれまでにない激痛が走った。ヴァリアブルスーツが子宮等の生殖器に直接接続しハンドレッドの力を増幅させるという特異的なハンドレッドであることは知っていたが、いざとなって何もできない無力さと絶望を知るサクラ。
本来生殖器と子宮の表面だけにくっつくだけのはずの液体が卵管や子宮の内部まで入り込み生殖器自体を変質させていく。サクラは自分の下腹部が少し膨らみ始めた事に気づく。

サクラ「ううっ!痛い・・・痛いよぉぉぉ・・・」

圧倒的な痛みに襲われたサクラは涙ぐみ悲痛な表情となっていた。
そして、サクラの腹は次第に膨らみ始めた。もはやスーツの原型の無くなったピンクの粘液は腔内まで入り込みサクラの生殖器をサベージの細胞を生み出すための物へと変貌させていくのである。

サクラ「ハァ・・・ハァ・・・痛くて・・・熱い・・・ッッ!」

サクラの意識は陣痛に似た下腹部の強烈な痛みと皮膚に浸透したサベージの毒素により痛みが混じりもはや自分の意志では何もできない状態に陥っていた。
しばらくしてサクラの腹は妊婦のように大きく膨らみ、まるで出産寸前のような雰囲気を醸し出していた。

サクラ「くる・・・しい・・・!お腹が・・・爆発・・・しちゃう・・・」

邪なサクラの木の開花。サクラの心と体は限界を迎えた。

サクラ痛い!あそこがドロドロに溶けちゃってるううううッッ!!!嫌ああああ!そこは取らないでええええ!!あああ!それは出しちゃだめ!出さないでええええええええええ!!!」

ブチブチ!バシャアアアアアア・・・・ッッ

サクラの腔内から大量のピンクの粘液が溢れかえる。サクラの腹が元に戻る間ピンクの粘液は延々と放出されていた。
自らの生殖器を変質させられた上に、怪物の細胞の液体しか生み出せない体にさせられてしまった事を認知したサクラの目にもはや光はなかった。

サクラ「嫌ぁぁ・・・誰か・・・助けてぇぇ・・・」

そして、サクラの体を覆っていた粘液は辛うじて意識のあった頭部への浸食を始める。
ズプズプと音を立て首を覆う粘液。無抵抗のままそれを受け入れないといけないサクラ。

サクラ「た・・・たすけ・・・て・・・・ハ、ハヤト・・・く・・・」

粘液はサクラの口や顔を覆いつくした。口や目や耳、顔や体中の穴という穴に入り込んだ液体は辛うじて残っているサクラの精神と神経を乗っ取っていく。




サクラがライブ会場から離れて2時間が経過したそのころ。
会場の周辺はサクラの捜索とライブの中断で混乱していた。
ちょうどその頃。

男スタッフ1「あ・・・あれ・・・?サクラさん・・・?」

サクラらしき女性の姿を見かけたスタッフの1人がサクラに向かってくる。

男スタッフ1「ちょっとサクラさんどうしたんですか!?いったい今までどこに・・・」

サクラ「邪魔」

シュパッ

サクラに駆け付けたスタッフの首が、真空刃でその瞬間両断される。

サクラ「ハヤトクン・・・ハヤトクン・・・ハヤトクン・・・」

全身がまるでラバー素材のピンクの人形のような姿になったサクラは、人間体のサベージと化していた。
想いを寄せた人間の事しか考えられなくなった「サクラだったソレ」はライブの観客席に迷い込みひたすら邪魔な観客を殺害しながら悲鳴と怒号の中、その想いを寄せた人間を探し回っていた。。。






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